
上の図にあるように、舌を後ろに引いて、「ウー」とうなると[ə:r]と[ər]の音が出ます。
お手本と一緒に発音してみましょう。
発音練習
bird [bə́:rd]
nurse [nə́:rs]
dirty [də́:rti]
word [wə́:rd]
work [wə́:rk]
early [ə́:rli]
earn [ə́:rn]
answer [ǽnsər]
butter [bʌ́tər]
leader [lí:dər]
bigger [bɪ́gər]
発音のコツ
この[ə:r]の音は、日本語にない音なので、難しく感じる人が多いです。
そこで、この発音のコツをここでお話しします。
コツは、舌を喉の奥の方に引っ込めて、「上の奥歯に舌の付け根のあたりが触れている形を作る」ということです。
この舌のポジションで、「ウー」と言います。
さらに詳しく
上記の練習を見ると、[ə:r]はすべてアクセントのあるところで使われています。
一方で、[ər]はアクセントがこないところで使われています。
ここから発音の仕方がはっきりします。
つまり、[ə:r]はアクセントのあるところで使われるので、「強く」「長く」発音します。
一方で、[ər]はアクセントのないところで使われるので、「弱く」「短く」発音します。
これが、[ə:r]と[ər]の発音の違いです。
まとめ
[ə:r] アクセントのあるところで使う。強く、長く発音する。
[ər] アクセントのないところで使う。弱く、短く発音する。