【応用練習】
1)
It’s easy for a mother to love (h)er children, no matter what.
herの頭のhの音が消えて、(h)erのようになっている。
たとえ何があろうと、母親が自分の子どもを愛するのはたやすいことです。
2)
My teeth (h)urt like hell.
hurtの頭のhの音がほぼ消えて、(h)urtのようになっている。
歯が死ぬほど痛い。*hellは「地獄」、like hellは「地獄のように」という意味。
3)
I’ve (h)ad a high temperature and my cough’s continued for two weeks.
hadの頭のhの音がほぼ消えて、(h)adのようになっている。
二週間も高熱が出て、咳が続いている。
4)
He keeps saying that he has pain in (h)is back.
hisの頭のhの音がほぼ消えて、(h)isのようになっている。
彼は腰に痛みがあると言い続けている。*backは「腰・背中」という意味。正確に言うと、neckとlegsの間を、英語では「back」と言う。
5)英
I literally don’t (h)ave anybody else to talk to.
haveの頭のhの音がほぼ消えて、(h)aveのようになっている。
文字通り他に誰も話す相手がいません。*literallyは「文字通り」という意味。
6)米・英
A: And (h)ow long (h)ave you been in love with Jake? B: Approximately for five years since he came to my office.
howとhaveの頭のhの音がほぼ消えて、(h)ow、(h)aveのようになっている。
A: それでどのくらいジェイクのことが好きなの?B: 彼が職場に来て以来だからだいたい5年くらいね。*approximatelyは「だいたい、およそ」という意味。
7)
A: When was the last time you faked being sick?
B: Ah, today.
A: Hey, you said that it was holiday today!
B: I made it (h)oliday.
B: Ah, today.
A: Hey, you said that it was holiday today!
B: I made it (h)oliday.
Bの最後のセリフの中の、holidayの頭のhの音がほぼ消えて、(h)olidayのようになっている。
A:最後に仮病を使ったのはいつ?
B:ああ、今日だよ。
A:おい、今日は休日だって言ってたじゃないか。
B:(仮病を使って)休みにしたんだよ。
B:ああ、今日だよ。
A:おい、今日は休日だって言ってたじゃないか。
B:(仮病を使って)休みにしたんだよ。
8)英・英
A: What should we (h)a(ve) for dinner?
B: Can we have chicken fingers?
A: We had that last night. Pick something new.
B: Okay. Let’s have chicken nuggets.
B: Can we have chicken fingers?
A: We had that last night. Pick something new.
B: Okay. Let’s have chicken nuggets.
Aの最初の発言の中の、haveの発音が、語頭の[h]が脱落し、(h)aveのようになっている。また、語尾の[v]も次の単語forの語頭の[f]の音と似ているので、弱まり、「we (h)a(ve) for」のように発音されている。
A: 夕食に何を食べようか?
B: チキンフィンガーでいい?
A: 昨日の夜食べたよ。何か新しいものを選んで。
B: わかった。チキンナゲットにしよう。
*chicken fingers(チキンフィンガー)は、チキンの細長い肉をフライにしたもの。以下の画像を参照。
B: チキンフィンガーでいい?
A: 昨日の夜食べたよ。何か新しいものを選んで。
B: わかった。チキンナゲットにしよう。
*chicken fingers(チキンフィンガー)は、チキンの細長い肉をフライにしたもの。以下の画像を参照。
9)
To be honest with you, I have no idea where (h)e lives.
heの頭のhの音が消えて、(h)eのようになっている。
正直なところ、彼がどこに住んでいるかわからない。
【解説】
最後の(9)の問題は、実は、最初にチャレンジ問題として聞いた問題です。ここまでトレーニングする中で、だいぶ聞きやすくなったのではないでしょうか?
ページが進むにつれて、センテンスが長くなり、より難易度が上がるようになっていますが、ワンセンテンスワンセンテンスを繰り返し聞き、一緒に発音することで、語頭のhの省略に慣れることができたと思います。
最初は、なかなか気づけなくても問題ありません。どうしてもわからない問題は、答えを見てしまっても大丈夫です。
大切なことは、聞き取れない部分があったとき、そこであきらめずに繰り返し聞き、正しい英語の発音を頭になじませることです。
そして、この練習問題にあるのは、すべて自然なネイティブの会話なので、練習問題で出てきたような発音は必ず別の場面でもネイティブの会話に出てきます。ここでトレーニングしていたことは、今後ネイティブの会話を聞き取る際に生きてくるので、あきらめずにトレーニングを続けていきましょう。