今回のテーマは、苦手な人が多い、『分詞』の中の、SVO+過去分詞というポイントです。
SVO+過去分詞とは、何でしょうか?
これは、SVOの後に過去分詞(Vpp)が続く形です。
たとえば、次のような文です。
①I had my money stolen. (私はお金を盗まれた。)
この文では、 “I(S) had(V) my money(O)” の後に、”stolen” という過去分詞形が続いています。
これで、『私は、お金を盗まれた』という意味になります。
my money(O)とstolenの間には、my money was stolen(私のお金が盗まれた)という受動態の関係が成立しています。
もう一つ、例を見てみましょう。
②I had my car fixed. (私は車を修理してもらった。)
この文では、 “I(S) had(V) my car(O)” の後に、 “fixed” という過去分詞形が続いています。
これで、『私は、車を修理してもらった』という意味になります。
my car(O)とfixedの間には、my car was fixed(私の車は修理された)と言う受動態の関係が成立しています。
ポイント:
①I had my money stolen. (私はお金を盗まれた)
の文では、お金を盗まれた、という『被害』が表現されています。
一方、②I had my car fixed. (私は車を修理してもらった。)
の文では、車を修理してもらった、という『受益』が表現されています。
このように、『被害』と『受益』の両方をSVO+過去分詞では表すことができます。
その他の例文:
③I got my hair cut. (私は髪を切ってもらった。)
have以外に、getも使うことができます。
非常に頻繁に使われる形ですが、苦手な人が多いので、このページで集中的にトレーニングしましょう!
1)
What will the woman do on Saturday?
①Eat some birthday cake.
②Go to the pool.
③Join the birthday party.
④See the dentist.
W1: I have to have a tooth pulled that day.
M1: Can’t you come after that?
W1: I don’t think so. I won’t feel like eating.
W1: その日、歯を抜かなくちゃいけないの。
M1: そのあと来れない?
W1: 無理だと思う。食べる気がしない。
出典:センター試験2011年度本試験 問6