ここで、これまでの課で出てきた内容を、復習するトレーニングをしてみましょう。
1)米・英
A: I’m sick (a)n(d) tired of this life after retirement. B: Me too. How should I spend the rest of my days.
Aのandが「n」と発音されている。Bのrest ofのofが「o」と発音されている。
A: この退職後の生活にはうんざりだ。B: わたしもだ。どうやって残りの日を過ごそうか。
2)英
Feels like he is tired of me and I’m tired of him.
ofが「o」と発音されている。ちなみに、動詞Feelsの前には、主語(It)が省略されている。
彼は私に飽きていて、私は彼に飽きている感じがする。
3)英
A: Did you get it? B: Yeah, of course, I lined up for five hours and got you a PlayStation 5!
of courseの前置詞ofが弱くなっている。。
A: それ手に入った? B: あぁ、もちろんだよ。5時間も列に並んで、プレステ5を君のために手に入れたよ!
4)
A: You’re not supposed to show this document to customers. B: Of course, of course, this is a customer blacklist.
of courseの前置詞ofが弱くなっている。。
A: この書類お客さんに見せちゃダメだよ。 B: もちろん、もちろんです。これ、顧客のブラックリストですしね。
5)英・英
A: There’re gonna be a couple of interviews today, Ralph. B: Okay, I’m ready. Ask me anything you wanna know about me.
BのI’mが短く発音されている。
A:今日はいくつかインタビューがありますよ、ラルフ。B: よし、準備はできている。私のことで、知りたいことがあれば何でも聞いてください。
6)
A: She thinks you’re throwing the game. B: I’m doing my best.
Aのyou’reのyouが非常に弱く発音されている。BのI’mが短く[əm]発音されている。
A: 彼女はあなたがゲームにわざと負けていると思っていますよ。B: 私はベストを尽くしています。*throw the gameで「ゲームにわざと負ける」という意味。
7)英・米
A: Get the hell off the tracks, Teddy! You wanna get yourself killed? B: But a very rare train’s coming. You gotta see that!
Aで短縮形wanna、Bで短縮形gottaが使われている。
A: 線路から離れるんだ、テディ! 死にたいのか?B: でも、とても珍しい列車が来るんだ。見てくれよ!*the hellは、文字通りの意味は「地獄」。発言を強調したいときに使う表現。上品な表現ではない。trackは「線路」という意味。
8)英・英
A: Can’t she understand it? B: No. No matter how many times I tried to explain to her that there’s nothing to worry about, she wouldn’t believe it.
Bで、there is が短縮形there’sとなっている。
A:彼女はそれを理解できないのですか?B:はい、私が何度「心配することはない」と説明しても、彼女は信じないんです。*wouldn’t ~は「どうしても~しようとしない」という意味。
9)
A: You guys win. I don’t wanna play no more. B: Hey, we just played for only fifteen minutes. You quit too early!
Aで、Iが[áɪ]ではなく[ə]と発音されている。Bでquit tooのところで、quitの語尾の[t]とtooの語頭の[t]が同化している。
A: 君たちの勝ちだ。僕はもう遊びたくないよ。B: おい、たった15分しかプレイしてないじゃないか。早くやめすぎだよ。
Aの「I don’t wanna play no more.」 のところには「don’t」の後に「no more」という否定語が使われており、「not」を「no more」で否定してしまっているため、これは文法的には実は正しい使い方ではありません。正しくは「no more」が「any more」になり、「I don’t wanna play any more.」となる必要があります。しかし、口語では「I don’t wanna play no more.」のような喋り方になることがあります。
10)
I shouldn(‘t) (h)ave said so.
shouldn’t haveのところで、shouldn’tの[t]が消え、haveの[h]が消えているため、「shouldn(‘t) (h)ave → shouldnave」と発音されている。
そう言わなきゃよかった。