省略形・弱形(助動詞)(2)【基本形】

【助動詞の省略形・弱形】続き

強形省略形・弱形省略形・弱形のポイント
1be going tobe gonna, be na, be goneさらに省略が進むと、「go」が脱落して単に[na]と発音される。または、末尾の[na]が脱落してgone[góʊn]のように発音される。
2had better‘d better, better弱形は「’d better」あるいは単に「better」と発音する。
3have togotta弱形はかなり変化を経て、gottaとなる。「t」の音はフラップTに。詳細は、このページを参照
4has to(h)as tohas toの語頭のhが弱くなったり、消えたりして、(h)as toとなる。
5ought tooughtta弱形は「oughtta」となり、語中の「t」はフラップTになる。

1)

まずは、「be going to」の短縮形「be gonna」を使った音声がどのようになるか、確認してみましょう。

I’m gonna make a speech.

と発音されています。

これをゆっくりはっきり発音した音声は、次です。

I am going to make a speech. と発音されていますね。

実際の会話では、「I am going to」と発音することは普通ないので、「I’m gonna」の方を聴き取れるように耳を鍛えていきましょう。

2)

We’re gonna find it, no matter what!
gonnaが使われている。また、gonnaが使われる時、be動詞が消えることが多く、今回もほぼ消えている。
たとえ何があっても、それを僕たちは見つける!

3)

You’re gonna find out that I was right.
gonnaが省略が進み、[goʊn]のように発音されている。
僕が正しいってわかるだろう。

4)

I’m (go)nna have another little celebration right here.
gonnaの「go」が脱落し、単に「na」と発音されている。
今ここで、もう一つ小さなお祝いをしたいと思います。

5)

I think I better not come in, you know?
had betterの「had」が脱落し、単に「better」と発音されている。
自分が入るのはよした方がいいと思うんだけど、どうかな?

6)

I better be getting ready actually. Seems like the clients are arriving earlier than the appointed time.
had betterの「had」が脱落し、単に「better」と発音されている。
そろそろ準備しないと。お客さんが約束の時間より早く来るみたいだし。

7)

A: So, you’re gonna leave this company. What should I do? B: First, the client (h)as to start getting comfortable with you.
has toの語頭のhが消え、(h)as toと発音されている。
A: それで、あなたはこの会社を辞めることになるんですね。私はどうしたらいいんですか?B: まず、クライアントがあなたに馴染むことから始めないとね。