同じか似た音が連続すると、一つ目の音が消える(2)

1)英

Oh, you know what? Actually, I’m meeting someone so I can’t make it to tonight’s meeting.
I’m meetingのところで、I’mの末尾のmとmeetingの先頭のmが同じ音なので、I’mのmが省略されている。
あ、あのね。実は、人と会う約束をしていて、今夜のミーティングに出られないんだ。*you know whatは「あのね」という意味。make it to ~は「(会議などに)出席する、来る」という意味。

2)英

Is that the message you wanna send to everybody?
send toのところで、sendの末尾のdとtoの先頭のtが似た音なので、sendのdが省略されている。
それがみんなに送りたいメッセージなの?

3)英

And he told me not to but I just had to.
had toのところで、hadの末尾のdとtoの先頭のtが似た音なので、hadのdが省略され、「ha(d) to」と発音されている。
そして彼は私にそうしないように言ったんだけど、そうしないといけなかったんだ。

4)

Why isn’t there a mouse-flavor cat food?
isn’t thereのところで、isn’tの末尾のtとthereの先頭のth[ð]が似た音なので、isn’tのtが省略され、「isn(‘t) there」と発音されている。
どうしてネズミ味のキャットフードってないのかな?

5)英・英

A: Could I have the TV set fixed a(s) soon as possible? My son will show up on a TV program tomorrow.
B: Oh, really? You definitely have to watch it. I’ll do my best.
Aのas soon asのところで、asの末尾の[z]の音とsoonの先頭の[s]の音が似た音なので、asの[z]が省略され、「a(s) soon as」と発音されている。
A: テレビをできるだけ早く修理してもらうことは可能ですか?明日、息子がテレビ番組に出演するんです。
B:おお、そうなんですね?それは、絶対見ないとダメですね。頑張ります。

6)米・英

A: The librarian’s so nice.
B: Why do you say that?
A: She lets me check out extra books.
AのThe librarian’s soのところで、librarian’sの末尾の[z]の音とsoの先頭の[s]の音が似た音なので、librarian’sの[z]が省略され、「librarian(‘s) so」と発音されている。
A: あの司書さんとても親切だよ。
B: どうしてそう思うの?
A: 追加で本を借りるのを許してくれるから。
*librarianは「司書」という意味。

7)米・英

A: Everything at this store is so cheap!
B: Even so, I don’t think I’m going to buy anything.
A: Why not?
B: Discount seafood doesn’t sound like a good idea.
Aの一つ目のセリフの「is so」のところで、isの末尾の[z]の音とsoの先頭の[s]の音が似た音なので、isの[z]が省略され、「i(s) so」と発音されている。
A: このお店は何でも安いですね!
B: そうは言っても、何も買わないと思うけど。
A: どうして?
B: 海産物のディスカウントはあまりいい考えとは思えないわ。