子音+yによる音の変化

【子音にyが付いて音が変化するパターン】

子音+y音声変化
1s+y[ʃ] I miss you.
2z+y[ʒ]As you all know, the president has a health issue.
3t+y[tʃ]Can’t you?
4d+y[dʒ]Could you? Would you?

【解説】

子音にyが付くと、音変化が起こることがあります。

代表的な例は、sにyが続いて[ʃ]という音になること、dにyが続いて[dʒ]という音になること、tにyが続いて[tʃ]という音になることです。

これらの音声変化の聴き取り練習をこれからやっていきましょう。

【練習】

1)

Maybe he likes you.
likes you[láɪks ju:]の部分が、[láɪkʃu:]と発音されている。

2)英

I didn’t think we’re actually gonna get a chance to do this this year.
this year[ðɪs jɪər]の部分が、[ðɪʃɪər]と発音されている。
今年本当にこれをするチャンスがあるとは思ってなかったわ。

3)

A: They say if you take this medicine, you can become ten years younger.
B: Mom, I wanna take that!
A: Well, you are still six years old…
Aの最後のセリフのsix years[sɪ́ks jɪ́ərz]の部分が、[sɪ́kʃɪ́ərz]と発音されている。
A:この薬を飲むと、10歳若返るらしいわね。
B:お母さん、それ飲みたい
A:まあ、あなたはまだ6歳だけどね。。。

4)英

As you can imagine, that’s given me some time on my hands.
As you[əz ju:]の部分が、[əʒu:]と発音されている。
ご想像のとおり、その分、時間がいくらかできました。

5)英

You know, it sucks after all these years your mom still hates me.
years you[jɪ́ərz jʊər]の部分が、[jɪ́ərʒʊər]と発音されている。
何年経っても君のお母さんに嫌われてるなんて、最悪だよ。*suckは「最悪だ」という意味。

6)英・米

A: I don’t expect you to understand. B: Oh, you sound so grumpy. What’s wrong?
expect you[ɪkspekt ju:]の部分が、[ɪkspektʃu:]と発音されている。
A: あなたに理解してもらえるとは思っていません。B:あれ、不機嫌そうだね。どうしたんだい?*grumpyは「不機嫌な」という意味。

7)

If you are not too busy, would you like to join me?
would you[wʊd ju:]の部分が、[wʊdʒu:]と発音されている。
もしお忙しくなければ、ご一緒しませんか?

8)

A: Could you turn that down? B: Sorry, was it loud?
could you[kʊd ju:]の部分が、[kʊdʒu:]と発音されている。
A: それ(音楽)の音量下げてもらえる?B: ごめんね、うるさかった?

9)

Tell me. If you were in my position, what would you do?
would you[wʊd ju:]の部分が、[wʊdʒu:]と発音されている。
上記の文には、「仮定法過去」が使われている。
もしあなたが私の立場にいたら、あなたはどうするか、教えて。