【テーマ別】リスニング問題のトレーニング23(比較)

これから、【比較】をテーマにリスニング問題に取り組みます。

比較は、おもに①『原級』(as ~ as …)と②『比較級』( -er than …)の2つの形があります。

これらを楽に聞き取れるようにトレーニングしていきましょう。

1)

How long did it take the woman to get to work today?

①12 minutes

②20 minutes

③24 minutes

④40 minutes

M1: What happened? You’re late.
W1: There was a traffic jam, and it took twice as long as usual to get here.
M2: How long does it usually take?
W2: Twenty minutes.
M1: どうしたの?遅かったじゃないか。
W1: 渋滞があって、いつもの倍の時間がかかったの。
M2: いつもは何分くらいかかるの?
W2: 20分よ。
いつもは20分かかって、今日は倍かかったので、40分かかったことになる。したがって正解は、④。
ポイント:
twice as long as usualというのが、比較の表現で、『いつもの2倍の長さ』という意味です。
as long as usualで『いつもと同じくらいの長さ』という意味で、この”as ~ as …” の前にtwice(2倍の)という倍数表現が付くことができます。

出典:センター試験2015年度本試験 問3

2) 放送される会話文に続く応答として適切なものを①~④の中から選んでください。

①Right, for the time being.

②Right, forty on white.

③Well, let me choose white.

④Well, the other way around.

M1: Jane, how many copies do we need?
W1: Twenty copies on white paper and twice as many on pink.
M2: OK, 20 on pink and 40 on white.
M1: ジェーン、何部必要なの?
W1: 白い紙に20部、ピンクの紙にその2倍の部数です。
M2: OK、ピンクで20部、白で40部だね。
白い紙で20部、ピンクの紙でその2倍の部数、つまり40部印刷するという指示に対して、男性は間違えて、ピンクで20部、白で40部と逆の部数を言っている。
そのため、応答として適切なのは、④Well, the other way around(逆よ)、です。
the other way aroundは、「逆」という意味に表現です。
ポイント:
twice as manyというのが、比較の表現で、『2倍の数』という意味です。
元々、twice as many as ~『~の2倍』という形でしたが、manyの後ろのas ~を省略している形です。

出典:センター試験2018年度本試験 問1