【テーマ別】リスニング問題のトレーニング17(グラフ問題1)

ここでは、グラフ問題という頻出の形式のトレーニングをしていきます。

棒グラフ(bar chart)や円グラフ(pie chart)、線グラフ(line chart)などで、データを短時間で見て、答えを判断する形式は、トレーニングが必要です。がんばりましょう。

1)

W1: Our survey shows the number of foreigners visiting our museum has been decreasing.
M1: Especially from Europe.
W2: But the number from Asia is on the rise.
M2: At least that’s good news.
W1: 調査によると、私たちの美術館を訪れる外国人の数は減少しています。
M1: 特にヨーロッパからは、そうですね。
W2: でも、アジアからの来館者は増えています。
M2: 少なくとも、それは良いニュースですね。
全体の傾向は減少傾向。そして、ヨーロッパからの減少が大きい。一方でアジアからの来館者が増えている。この条件を満たすのは、②。

出典:センター試験2018年度本試験 問6

2)

M1: More members are against our proposal than for it.
W1: But many haven’t decided yet.
M2: Right. There’s still some hope of getting a majority.
W2: Let’s try to persuade them.
M1: 私たちの提案に反対しているメンバーの方が賛成より多いね。
W1: でも、まだ決めていない人が多いわ。
M2: そうだね。まだ過半数を取れる見込みはある。
W2: 彼らを説得してみましょう。
反対派の方が賛成派より多い。しかし、まだ決めていない人が多いので、過半数を取れる見込みがある。この条件を満たすのは、①

出典:センター試験2019年度本試験 問6

3)

M1: The salmon catch was lower again in 2018.
W1: Yes. It’s been a continuous trend in recent years.
M2: Well, not in 2016.
W2: Right. That year was an exception.
M1: 2018年も鮭の漁獲量は少なかったですね。
W1: そうですね。ここ数年、ずっとその傾向が続いています。
M2: まあ、2016年は違うけど。
W2: そうですね。あの年は例外でした。
ここ数年、漁獲量が減少傾向。しかし、2016年だけ例外。この条件を満たすのは、③。
ポイント:
catchは「捕獲量、漁獲量」、continuousは「継続的な」、exceptionは「例外」。

出典:センター試験2020年度本試験 問6