省略形・弱形(代名詞+助動詞)

【代名詞+助動詞の省略形・弱形】

強形省略形・弱形省略形・弱形のポイント
1I willI’ll, I(‘ll)I’llは省略が進むと、’llも弱くなり、ほぼIになる。このI自体も、[a(ɪ)]のようなる。
2
3
4
5
6
7
8
9

1)

I(‘ll) tell you what I want.
I’llがI(‘ll)のように発音されている。
あんたに俺の欲しいものを言う。

I willのような、日常生活の中でよく使われる表現ほど、その省略の程度が進む傾向があります。何度も言う言葉は、なるべく楽に発音できた方が、しゃべるのが楽になるからです。

というわけで、頻繁に出てくる言葉ほど、聴き取るのが難しくなるため、英語は単純な日常会話であっても聴き取りづらいということが起こります。

そのため、簡単なボキャブラリーしか使っていないはずの小学生同士の会話が実は聞き取りづらかったりします。

というわけで、よく使われる表現は、事前にどのように省略された発音になるのを知っておくのが、聞き取れる部分を増やすコツです。

2)

I’ll go there.
今回は、I’llの中で、Iの二重母音[áɪ]が短母音化して、[a]となり、’llがダークLとなって、I’llが[aʊ]のように発音されている。