さて、ここまで発音トレーニングをしてきて、皆さんは、英語の母音と子音、そして、頻出の単語をネイティブに近い発音で言えるようになったでしょうか?
おそらく、以前より、英語がずっと聞き取りやすくなった、という変化を感じていると思います。
しかし、さらに聞き取れる感覚を強く感じるためのトレーニングがあります。
それは、『ネイティブとシンクロ音読トレーニング』です。
ここでは、文章をネイティブとシンクロして音読します。
言い換えれば、できる限りそっくりネイティブの発音を真似て、音読します。
シンクロ音読が効果的な理由
シンクロ音読が効果的なのには、主に2つ理由があります。
一つ目の理由は、一単語一単語発音する時は身に着けられなかった、イントネーション(音の上がり下がり)をトレーニングできる、ということです。
イントネーションのトレーニングは、文を読むことで鍛えることができます。
二つ目の理由は、一単語一単語発音する時よりも、負荷がかかり、どんな状況でも単語を正確に発音するトレーニングになる、ということです。
一単語一単語発音することはできても、文になると発音が乱れる、と言う方は少なくありません。
文で発音することで、負荷がかかったトレーニングができるので、より発音のレベルを上げることができます。
ネイティブリスニングのシンクロ音読が優れている理由
文章と音声があれば、基本的にシンクロ音読のトレーニングはできますが、ネイティブリスニングのシンクロ音読のトレーニングは、次の理由で優れています。
①音源のスピードが、スーパースロー、スロー、ノーマルの三種類あり、自分のレベルに合わせてトレーニングできる。
シンクロ音読をするにはスピードが速すぎる、という教材が多いです。ネイティブリスニングでは、スーパースローから始められるので、ネイティブそっくりの発音を達成しやすくなっています。
②全部の単語の発音に、発音記号が書いてある。
全部の単語の発音に発音記号を付けてあるので、単語の読み方が分からない時、発音記号を見て、発音を知ることができます。
それでは、次のページから、早速、ネイティブとそっくりにシンクロして音読するトレーニングを始めましょう!
これをクリアすると、また一段レベルが上がります。がんばりましょう!