tとnの音が連続すると、tが小さい『ッ』のような音になる(1)

チャレンジ問題:次の英語を聴き取ってみよう

Once I was bitten by a large dog at a friend’s house.
昔、友達の家で大きな犬に噛まれたことがある。

どうだったでしょうか?

今回の音声で聴き取りづらかった部分は、bittenではないでしょうか?

なぜなら、bitten[bɪ́tn]という単語の中で、発音変化が起きているからです。

変化の内容は、tの音が破裂をせず、小さい『ッ』のような音に変化しています。

『ビッン』のような発音になっています。

そうです、『tとnが連続すると、tが小さい『ッ』のような音になる』という現象が起きています。(*より正確に言えば、『t』の音が空気の破裂を起こさず、『鼻に抜ける音』になっています。)

この発音変化の例を見ていきましょう。

1)

button [bʌ́tn](ボタン)

tの音が変化しています。

2)

kitten [kɪ́tn](子猫)

3)

mitten [mɪ́tn](ミトン)

4)

cotton [kɑ́:tn](コットン、綿)

5)

Latin [lǽtn](ラテン語)

なんだかおもしろい響きの発音だな~